メンタルヘルス ブログランキングへ 『桜梅桃李』
こんにちは。藤田です。
桜梅桃李(おうばいとうり)。
先日、クライエントさんに教わった言葉です。
日蓮が言ったとされる「桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見す」が元のようで、桜も梅も、桃も李(すもも)もそれぞれの特徴をいかし花を咲かす。これは花だけでなく、人も同じですよね、という教えだそうです。
その日は、「相手に何か言われると、馬鹿にされたように感じて苦しい」というご相談でした。お話を伺い、「相手はあなたを馬鹿にする気があっただろうか?」「考えが違うと言うことはどんな意味を持つか?」といった事を焦点にさらにお話をしていた時、クライエントさんの頭にこの言葉が浮かんだそうです。
私は初めて聞いた言葉だったので、教えてもらいました。私より年上で大変教養のある方なので、時々私の知らない言葉が出てくるのですが、いつも嫌がらず丁寧に教えてくださるのです。
人の言葉に傷つく方や、人と比較してしまい苦しむ方のお話を聞いていていつも思うのですが、人との違いを「◯✖️」で捉えることが苦しみを生みます。自分を✖️だと思えば苦しいですし、常に◯であり続けようとするのも無理が生じます。どちらか一方にしか◯をつけないのではなく、どちらも◯でいいじゃないか。
苦しい考え方でも、それをするには何かしら理由があったはずですし、これまでやってきた「慣れている考え方」なので、一朝一夕で変わるのは難しいです。ですが、その苦しい考え方が出てきた時に、桜梅桃李の考えを意識する。そうして自分を安心させてあげることは、とても意味があると思います。
梅や桜を見る度にこの言葉も思い出したら、きっと心が軽くなる。この春、心に持っておきたい言葉ですね。
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