メンタルヘルス ブログランキングへ 前回の記事では、カウンセリングを受けるタイミングについてお伝えしました。
スタートがあればゴールもある。ということで、今回はカウンセリングのゴールについて書かせていただきます。
カウンセリングは一体いつ終わればいいのか?実はクライエントさんによく聞かれる質問の一つでもあります。
基本的には、クライエントさんが好きなタイミングでいいのですが、目安として私は、「ストレスを抱えづらい自分に変わったら」をお勧めしています。
◆相談に来られる方の多くは、モヤモヤやイライラが続いていたり、それ故不眠や食欲不振等様々な症状を抱えている、休職するといったタイミングでカウンセリングをスタートされます。こうした方の多くは、ストレス環境から離れたり、カウンセリングで思いを吐き出すことで症状は和らいでいきます。
ですが、私はこのタイミングでの終了はあまりお勧めできません。この状態では、元の環境に戻ればまたストレスが溜まり再発するリスクが高いからです。これは、「認知」と呼ばれる考え方のクセが改善していない為です。自分が強くストレスを感じる環境でも、あまりストレスを感じない方もいますよね。これは、ストレスを感じづらい認知を持っているか、感じやすい認知を持っているかの違いによる差です。うつは再発すると言われるのも、ここにあるケースが多いです。(もちろん例外もありますが)
◆ストレスに強い認知を身につけることには、再発防止以外にもメリットがあります。それは、日々のストレスが激減するため、日常が幸せになること。さらに、ストレス発散のために多大な時間とお金を費やす必要が無くなることです。認知の変容にはある程度の時間とカウンセリング費用はかかってしまいますが、それでもこれからの人生をストレスに振り回されない、安心感のあるものに出来るのは大きいと私は思います。
なので、カウンセリングを受ける際は、この辺りを視野に入れておかれるといいでしょう。
それでは今日はこの辺で失礼します。認知についてはまだ今度詳しくお書きしますね。
読んで下さりありがとうございます。
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